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山口での選考会は特に最後の決勝がびっくりするくらい冷静だったので、忘れないうちに書き出しておく。

決勝のスタート順が後ろから2番目だったので、自分と代表を争う選手のタイムは全部把握出来た。
決勝の前に誰がどの順位だったら選考はどうなるか、ポイントの計算は全て出来ていた。
そして、1本目と同じように、プラン通りの漕ぎが大体出来ればいいという答えが出た。

スタートをゆっくり漕ぐ。
1番2番はゲートが高かったので真っ直ぐ行く。
その力を適切なタイミング、適切な方向へ向けて3番に入っていく。
3番は少し低かったのでそれを気にしてエディに少し入り過ぎた。
4番へのラインは1本目よりダイレクトに行くことを心がけた。
5番の入り口は完璧だったがタイミングが合わず、予定通りにはいかなかったが、そんなに大きな問題ではなかった。
6番〜9番問題なし。
特に8番から9番のラインは予想していた振れ幅の1番いいラインだった。
多分、波のタイミングも良かったんだと思う。
10番のリバースがずっと上手くいってなかったので決勝ではダイレクトを選択。
9番を出るときに予想していたよりも少し大きく出る必要があった。
10番はダイレクトの方がゲートをずっと見ていられるので、その分対処し易かった。
11番は外側のポールは低いけど内側は高かったのでしっかり下向きに削れた。
12番を通る辺りで中間タイムがアナウンスされ1本目よりもだいぶ早かった。
ここで後半は無理にプッシュせずにリスクオフ、積極的に消極的に漕ぐ選択をした。
13番はターンの最中に外側に干渉する。
それを防ぐために内側だけで首を通すと少しリスクがある。
大きめのラインで入った。
14番15番問題なし。
応援の声が聞こえる。
ここからどれだけプッシュするかでタイムが飛躍的に変わることをみんなわかってる。
従来は上を抑えた分ここから巻き返していく作戦。
それでもプッシュしない。
大きなミスをしない、ゲートに当てない、リスクオフ、それが一番大事。
16番は出口まで回す、出口の方向が大事。
17番は男子K1はスイープ1択なのにバウが岩に干渉するので注意する。
18〜22問題ない。
余力を残した事でここから一気にギアを上げる。
トップスピードに乗せたことで最後の23番も焦らず出来た。
出る方向もよかった。
ゴールまでもしっかりプッシュできた。
結果は自分の1本目から0.01秒落ち。
そんなに一緒じゃなくてもよかったのに。
静水だったら誰にも負けない。
昔からの自分の武器が前半をゆっくり漕ぐ勇気を与え、
後半少し抑えても、みんなより早いという自信を与えてくれた。

さて、またここから総力戦だ。
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プロフィール
HN:
金谷 徹
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/12/25
職業:
Pro Canoe Slalom Athlete
趣味:
マンガ
自己紹介:
ちゃうねん。
カヌーやなくてカヤックやねん。
別にどっちゃでもええけど。
レジャーちゃうで。
プロやねん。
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