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皇帝Peter KAUZER(スロベニア)と2018年世界選手権2位のJiri Prskavic(チェコ)がデザインしたVajda社のSALTO3。
この2人はサルト2には乗り換えなかったので、サルトからの進化です。
サルト2感想

サルトとの大きな違いはボリューム感。
サルトのコックピットの後ろは凹んでますが、この凹みは500mlくらいの容量があります。
その凹みをなくし、更にカサ増ししてるので後ろのボリュームはかなり大きいです。
前も先端下部とコックピット前下部、デッキがボリュームアップしていて、少しもっさりした外観です。

乗り味は全体のボリュームがアップしたことで物理的に浮いているので静水でダッシュするとサルト、サルト2より早いです。
50秒で1秒くらい早いです。
ボリュームアップして壁が立った分、サルトの横滑りは軽減されてると思います。
前の大きさはサルト2も浮力があったのでそこまで感じませんが、後ろはかなり感じます。
後ろをしっかり水中に入れられるとその分すごい力を得られますが、なにせデカいですから、後ろを水中に入れるのに力が要ります。
なのでサイズ選びはかなり重要です。
僕で体重73kg前後でLサイズで少し大きいと感じています。

サルトからサルト2、サルト3を乗ってみて思うのは小柄な男子や女子、とにかく簡単なボートがいい人はサルト、その中でも力が強い、テクニックに自信がある人はサルト2、
65-68kg以上でパワーがある男子はサルト3がオススメです。
サルト3の方がサルトより僕ら大きめの男子は気を遣わなくていいので僕にはかなり楽チンで合ったボートです。
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山口での選考会は特に最後の決勝がびっくりするくらい冷静だったので、忘れないうちに書き出しておく。

決勝のスタート順が後ろから2番目だったので、自分と代表を争う選手のタイムは全部把握出来た。
決勝の前に誰がどの順位だったら選考はどうなるか、ポイントの計算は全て出来ていた。
そして、1本目と同じように、プラン通りの漕ぎが大体出来ればいいという答えが出た。

スタートをゆっくり漕ぐ。
1番2番はゲートが高かったので真っ直ぐ行く。
その力を適切なタイミング、適切な方向へ向けて3番に入っていく。
3番は少し低かったのでそれを気にしてエディに少し入り過ぎた。
4番へのラインは1本目よりダイレクトに行くことを心がけた。
5番の入り口は完璧だったがタイミングが合わず、予定通りにはいかなかったが、そんなに大きな問題ではなかった。
6番〜9番問題なし。
特に8番から9番のラインは予想していた振れ幅の1番いいラインだった。
多分、波のタイミングも良かったんだと思う。
10番のリバースがずっと上手くいってなかったので決勝ではダイレクトを選択。
9番を出るときに予想していたよりも少し大きく出る必要があった。
10番はダイレクトの方がゲートをずっと見ていられるので、その分対処し易かった。
11番は外側のポールは低いけど内側は高かったのでしっかり下向きに削れた。
12番を通る辺りで中間タイムがアナウンスされ1本目よりもだいぶ早かった。
ここで後半は無理にプッシュせずにリスクオフ、積極的に消極的に漕ぐ選択をした。
13番はターンの最中に外側に干渉する。
それを防ぐために内側だけで首を通すと少しリスクがある。
大きめのラインで入った。
14番15番問題なし。
応援の声が聞こえる。
ここからどれだけプッシュするかでタイムが飛躍的に変わることをみんなわかってる。
従来は上を抑えた分ここから巻き返していく作戦。
それでもプッシュしない。
大きなミスをしない、ゲートに当てない、リスクオフ、それが一番大事。
16番は出口まで回す、出口の方向が大事。
17番は男子K1はスイープ1択なのにバウが岩に干渉するので注意する。
18〜22問題ない。
余力を残した事でここから一気にギアを上げる。
トップスピードに乗せたことで最後の23番も焦らず出来た。
出る方向もよかった。
ゴールまでもしっかりプッシュできた。
結果は自分の1本目から0.01秒落ち。
そんなに一緒じゃなくてもよかったのに。
静水だったら誰にも負けない。
昔からの自分の武器が前半をゆっくり漕ぐ勇気を与え、
後半少し抑えても、みんなより早いという自信を与えてくれた。

さて、またここから総力戦だ。
2ヶ月に渡る海外遠征を終えて、飛行機の中でこれを書いています。
お世話になってる方への挨拶は直接ご本人に伝えるのでここでは敢えて省かしてもらって、
今日のテーマはジャッジへのインクワイアリーと
プロテストからのレースのオーガナイズについて。
因みにプロテストってプロになる為のテストじゃないスよ。
何かは敢えて説明しないスけど。
あと、僕はレースのオーガナイズしたことないので、今度の記録会は完全に棚に上げさせてもらいます。
まあ記録会だし。
勿論こちらは出来る限りやります!(無理のない程度に)
みんなで良い記録会にしましょう!

この後も話は脱線を繰り返し、行ったり来たりします。
カヌースラロームと同じですね。
人生とも同じでしょうか。
哲学ですね。

プロテスト等について、僕の勝手な解釈だと、
日本はジャパンカップ等のライブリザルトがある大きめの試合だとネットに成績が表示された時間からインクワイアリーを出せるのが5分。
ネットのには掲示の時間と審判長のサインも直筆で書かれてるので、時間はその時に時計を見て書き込んでからスキャナーで読み込んでアップロードしてるのかなと思います。

この書き込んだ時間とアップロードしてからみんなの端末で見れるようになるのって数秒、数十秒、1分くらい掛かったりしないのかな?
5分の内の1分ってデカいスね。

今回のイギリスでの場合。
レースはICF World ranking race兼イギリス国内ランキングレース、デビジョンはpremier。
日本のサッカーで言うところのJ1。
イギリスのサッカーリーグで言うプレミアリーグにあたります。
イギリスでの試合はライブリザルトもありました。
World Cupで使われているのとフォーマットが一緒だったので同じ集計の会社だかシステムでやってると思います。
wifi環境もベニューに備わっているので現地のSIMを持ってなくても問題なくチェック出来ました。(これはロンドンのコースの設備がすごいって言う別の話)
日本はあの超大手企業がやるから集計システムは勝ちこそすれ劣る訳はない。。。きっと。
国体やNHK杯ではゴールする選手が観れるように電光掲示板も置いてくれてることがあります。
World Cupでもよくあります。
今回はありませんでした。
あれを外注で追加するとまたお金かかるしね。

で今回、僕がセミファイナルをゴールした時点で13位かなんかって言うアナウンスがあったんです。
大きなミスもしたけど、こんな試合でそんな順位落ちるかな?って疑問に思ったんです。
ですぐに友達のとこ行って確認すると1ペナ付いてたんです。
で僕は当ててないと。
まあそれが消えてもファイナルには届いてなかったけど、もしかしたら上の選手にペナルティが追加されることもあるかも知れないし、
小さい試合だけど、当ててないもんは当ててないから友達が録ってたスロー映像も確認し、確証を持って、
(実際こちらのビデオは観ないっぽいので、心に確信を持って)
(日本のレースだと確信があっても選考会と国体しか抗議しないです、面倒なので)
後学のためにもレースオフィスに行きました。
で、日本でマトモにプロテストしたことがあまりないのと、前に連盟の方に教えてもらったのがよく理解できていないので、全部やり方を教わりました。

僕が日本カヌー連盟の方に聞いたやり方とは違うかったので、イギリス独自のやり方だと思います。

まずこれはあくまでcheck list


そしてこれがunofficial result

このunofficial resultが紙の媒体で掲示板に貼り出されてから15分、インクワイアリーとプロテストを受け付けます。
この紙に書き込まれた掲示時間も人の手でする仕事なのでタイムラグは勿論あるけど、書いて振り返って張り出す、シャッ、クルッ、ペタって感じです。
今年の富山での選考会の様にボランティアの高校生が二階から持ってきたor二階からヒモで送られてきて掲示板に貼り出す程の時間はかかりません。
仮に5分ラグがあっても後10分あるので。

このunofficial resultを見て出されるインクワイアリーとプロテストを精査して、個々のプロテストの内容、可否、その理由が貼り出され、

その後このofficial resultが掲示されます。


official resultは確定したものなので変わることはないそうです。(記入ミスとかは直すだろうけど)
インクワイアリー、プロテストがないとofficial resultはunofficial resultの掲示15分後に紙の媒体で掲示板に貼り出されます。
でも大体何かしらあるのでその時間はどんどん遅れるそうです。

忘れてはいけないのがプロテストするのに掛かる保証金。
まずインクワイアリーは掛かりませんでした。
何処がどうペナルティなのか確認するだけなので。
日本は1000円。
それで納得いかなきゃプロテストするのですが、
それが5ポンド(日本円で750円くらい)
日本は5000円だったのが1万円になったんでしたっけ?
ワールドカップも50ユーロだったのが100ユーロになったんでしたっけ?
750円でプロテスト出来ちゃうからいっぱいプロテスト来ちゃうんです。
変わればラッキーだし。
その数、セミファイナルで20件。
ファイナルは50:50のジャッジは結構あったけど0件。
で20件の内、プロテストが通ったのは僕のを含めて4件。20%。
そして、どうしてこのプロテクトが通ったか理由が書かれるのですが、
4件全てB.O.D to Paddlers.と書かれています。

TBC、ASAP、TGIF、PWS、英語で頭文字とって略されると外人の僕にはお手上げ。
因みに最後から2つ目はステーキ屋の「Thank God It’s Friday」要は「ハナ金」ってやつですね。
昔は給料が週払いで金曜が支払日だったことで生まれたという説です。

あ、どうでもいい?

最後のは?
お馴染み「Penrith Whitewater Stadium」です。
シドニー五輪のオリンピックコースね。

ああ、どうでもいいスね。

で、4件とも通った理由が同じなのは外人でも察しがついたので敢えて聞きはしなかったのですが(このバランス感覚大事)、そういうスタンスってこと。

ああ、BODね。
「Benefit Of Doubt」=「疑わしきは罰せず」です。

ロンドン勤務中のみっちゃんが略した形を知らなかったくらいだから、僕を輩出した後にハイパーインターナショナルハイスクールだかファイナルフラッシュだかスーパーゴーストカミカゼアタックだかに文科省か市の教育委員会から任命されたあの神戸市立葺合高等学校普通科卒であの駿河台大学で経済学の学士を取得したあの僕が知らないのも無理はないわけです。
そもそもその言葉自体知らんかったけど、なんとなく意味はわかった。
イギリスカヌー連盟の理事でこの試合の責任者である友達の友達のお父さんに、この言葉はとても大切だから覚えておくようにと言われました。
Tシャツとステッカー作りまスか?
需要ある?

でプロテストが僕のカヌー人生で初めて通ったとか、疑わしきは罰せずの精神素晴らしいとか5ポンド安くね?って言うのは今ちょっとどうでも良くて、
日本の5分って短くないですか?(僕はそうは思わないけど)
タイムラグとかネットにアップロードした時間かもとかは僕の勘違いかも知れないですけど。

日本はクラブチームとかコーチ、監督がいる選手の方が圧倒的に少ない。
少なくとも僕はいない。
監督会議も半分以上は選手が出てますよね。
ゴールして掲示されて5分(タイムラグがあったら3-4分)でこれをやるってのは結構酷じゃないかな。
じゃあ誰か他のカテゴリーの選手に頼めばいいのに。
その選手も自分のレースあるけど。

時間を長くしちゃったら集計が遅れていく?→
今のICFルールの5分はスムーズに運営する為にプロテスト出させない為に短い...?
10分時間が伸びることによってもっと遅延する可能性大ですね。
ワールドカップでは確かに多過ぎたんだろうけど。
でもそれで真実がわかるなら良くない?←一種のインテグリティ?だっけ?インテンシティ...は強度か。
国内で50かも知れなかったのが誰もプロテストしない、出来ないからそのままセーフで海外で同じことしたら50ツイタ?
国内の試合で教えてあげてれば海外で50しなかったかも?←あれ?強化にも繋がってる?

*因みに今度の記録会は審判は違うグループの選手が20ゲートに対して5人ぐらいでやるし、面倒だし、記録会なのでプロテストなんてないし僕は審判部長でもなんでもないですけど。

はっきり言って、国内のレースでは監督や選手はまだ海外のワールドカップなどのトップレベルのレースと同じレベルに達していないです。(テクニカルの話ではなく)
ジャパンカップを普及だけでなく強化にも繋げる為に予選決勝にしたもんだと思ってるのですが、既にそういった日本独自の日本に合わせようとしたアイディアとレースのフォーマットやその他、他国でやっていない日本しかやってないことをやってるのと全く同じで、
世界のトップレースの水準、フォーマットに合わせるのは現時点ではまだまだ無理がある、日本の現状にそぐわないと感じています。
あっちはインターナショナルA、ジャパンカップはジャパンカップ。
学生大会なのにICFのルール、フォーマットでやったら新入部員の獲得、強化になりますか?ね?

ワザとカタカナ英語を多く使って文章書いてみたんですけど、戦争中の野球じゃないけど、もっと日本語で良くない?
アップゲートは「溯上」か?
まあ日本国内の「試合」だし。
駿大卒の不勉強な僕には知らない英単語が多すぎてチンプンカンプンですわ。
因みにBMWは「バイエルン原動機製作所」ね。
ジャンプしか読まないから日本語も礼儀もわきまえてないスけど。
日本国内のレースはなんか開幕から10ゲームくらい置き去りにされてる気分。

毎回、ブログ久しぶりに更新したと思ったらグチが多いから「トールがグチる」に名前変えようかしら。
稀代の名艇VAJDAのSALTOシリーズからSALTO2が出ています。
映画だと一作目が傑作で二作目は駄作、三作目でなんとかというのがよくある話。
果たしてSALTOシリーズは。。。

静水で乗った感想はスタンのエッヂコントロールが非常に難しい。
沈めてその場でクルクル回るのが本当に難しい。
まあこれは慣れか。。
このスタンのエッヂコントロールの難しさはCopaの前のMatrixでもあったけど、流れの中でも感じる分、SALTO2の方が難しい。

ボトムにキールの様なエッヂがあるのでクリークボートの様にそのエッヂに乗ってしまうとコントロールが難しい。
特にサーフィンやホールを渡る時にSALTOと比べてソフトなタッチでなくガツンと引っかかる時がある。
フラットで何とか誤魔化せるかもしれないけど、現状のコースセットでは普通だけど、ホールで上流に傾けて合わせる技術は必須かな。
ここまではマイナスな話。
でもこれは乗り手の技術で解決するとして、ここからはこのボートの凄いところ。

問題になりがちのボトムのエッヂをしっかり使えた時の横滑りの無さ。
さらにコックピットのすぐ後ろにボリュームを足した分、同じ容量薄くしたスタンの切れからくる回転半径の小ささがアップゲートで重なると、点でターンしてる様な速いターンスピードで尚且つしっかりボートを動かせる。
そしてこのクリークボートのキールの様なエッヂのせいだと僕は思ってるんだけど、縦方向のホールや波の抜けの良さ。
その抜けの良さとエッヂを使ったグリップ走行、薄いスタンが可能にする回転半径の小ささ、いざという時は後ろに簡単に下げれるリカバリーのし易さでダウンゲートのコンビネーションはめちゃ早い。
SALTOに変えた時もダウンのコンビネーションはビックリしたけど、乗れば乗った分露呈してきたSALTOの横滑り。
横滑りか回転半径を大きくするかではなく、両方のいいとこ取りしちゃった。

強いて甲乙つけるならSALTOの方がマイルドで簡単だと思う。
スタン全体のボリュームもバランスいいし、適当に乗ってもどうにかなるし、
ホールを上流に合わせられない人には特にあのマイルドさはいいと思います。
でもコントロールは簡単ではないけど、早いのはSALTO2の方かと思います。

このSALTOシリーズ、年内には違う選手がデザインし直そうかーなんて噂もある程。
SALTOシリーズから目が離せません。

夢の様な2週間だった。

どうしてこの大会に参加しようと思ったか、
普段なら絶対しない様なこと、
それはいつもの思いつきとしか言いようがない。
何かが心に引っかかったから。
後からもっともらしい理由をつけてみると、
渇水で寒い日本で漕ぐより、
暖かいところの激流で漕いだ方がトレーニングになるから、
賞金が出るので遠征費を稼いでこよう、
今しか出来ない、
今の身体能力、技術じゃないと出来ない事だから、
それは周りを納得させるというより、
自分自身を納得させる理由。

会場はgoogle mapでも出て来ないインドネシア北スマトラ島tannga村、Asahan川。
公共交通機関でそこに辿り着く方法はない。
空港からほんの少し高速道路を走ったら、
スラムかと勘違いするほど雰囲気のある街を抜け、
ゴムの木の林を抜け、
巨大なカルデラ湖を通過し、
熱帯雨林の、その中にその村はある。
信号ねぇ、水道ねぇ、医者?いるわけねぇ。
この国は何歳からバイク運転できるの?
ヘルメットは?
バイクって4人で乗って良かったっけ?

そんな規格外の村に、規格外のジャングル、規格外の川。

川は今まで漕いだ中で色々最大。
到着して3日間は自分がこの川では死なないという事がわからず、
スタート前の心拍数はスラロームの試合前より遥かに高い130以上。
前を漕いでくれる友達に必死に食らいつく毎日でした。

毎朝、朝食の前に「漕ぎに行くよー」
「ほな行くわー」
昼食べて、「また行くよー」
「ほな行くわー」
そんな生活。
波の大きさや、ボートになんとなく慣れてきて新しい早いラインを探している時は面白かった。
見つけたと思ったら目の前に急に巨大なホールが出てきて何も出来ずに只々縦チンしたり。

カヤックのレースの前にはラフトにも即席チームで参加しました。
まあこれはみんなマジメにやったけどお遊びの域を脱しないレベルでした。

カヤック最初の種目はダウンリバー。
全長4km弱という距離をたった11分程で下っていく。
落差は全体で80mくらい。
全長400mで落差10m位のスラロームでは最大規模のコースをその10倍の距離を下っていく。
練習の時は何人かで下っていくけど、
試合の時はレスキューは各所にいても、
基本1人。
それが一番不安で怖い。
試練は最大の難所:通称「rabbit hole 」をクリアした後に急に訪れた。
練習の時は少し大回りして気にしていなかったところを、
レース中は少しラインを削って小回りした。
練習の時にチェックしてなかった大きなホールが急に現れた。
先ずは侵入するときに踏み切って飛んでみる。
抜けない。ピタッと止まった。
この時はスピードが止まった位にしか思っていなかった。
前でしっかりキャッチしても、ハマったホールから抜けない。
そのまま上流に引きずり込まれる。
水圧が強過ぎてロールの体勢が取れない。
コケても完全にホールにハマっていることが理解できた。
僕ホールの中じゃロール出来ないんす。
どうする?チャレンジするか?抜けるのを待つか?
運良く抜けたことを感じ、一度息継ぎしてから起き上がる。
ホールにハマってからここまで15秒弱。
水中にいたのは10秒ほど。
本気で泳ぐかと思った。
この川、ボートに乗っている限り死なないけど、
泳いだら無傷では済まない事は容易に想像できる。
残り半分も立て直して頑張ったけど、
ホールに揉まれたタイムロスと、
それが後半の漕ぎにも影響し、
11位でゴール。
ゴールした時、
正直、泳がなくて済んだことが一番嬉しかった。

次の種目はスラローム。
コースは少し下流で、スタートは滑り台スタート。
スタートで気負い過ぎた。
気合十分に飛び出したことで滑り台の最中にボートが回転し始め、横向きで着水したせいで滑り台の勢いを完全に殺してしまった。
成績は5位。
スタートの失敗、
またボートがスラ艇と同じ動きをしないということを10日経ってもイマイチ理解していなかった。

最後の種目は4艇同時で滑り台スタートのボータークロス。
誰が一番にゴールするかというシンプルなもの。
自分より体の大きな欧米人とバチバチぶつかり合うけど、
激流を下る経験値とその中でラインを読む経験値は劣っていても、
持ってる漕力とフィジカルに関しては絶対負けない自信があった。
ボータークロスの良いところは、
別にラインを覚えなくても、誰かの後ろについていってゴールするまでに抜けばいいところ。
あんまり経験の差が出ないところ。
前日のスタートの反省がフルに活かされ、
成績は2位でした。
最後の最後で友達の体にボートをぶつければ1位になれたかも知れないけど、
ルール内であっても、やっぱりこれが本業じゃないから怪我させるわけにもいかないし、
最後は優しさが出ちゃいました。
まぁなんとか、わざわざ行った面目が立つ成績でした。

こういった大会に出るのに圧倒的に川下りの経験が足りないこと、
この種類のボートでそれ専用の練習がいること、
特にいつもの倍以上の重さのボートを動かすのに体幹が足りない、
これはスラロームボートでは露呈し難いけど、同じことは起こっているはず。
その辺を痛感しました。

世界は広いなと。
スラロームの選手以外でこんなに早い奴がいるのかと。
またこういう大会に参加するかと聞かれると、
今回のコースのように死なないような川なら、、、
もしかしたら、、、くらいだけど、
やってみて本当に良かったと思える経験でした。

多少ホールに揉まれても、
ボータークロスで思いっきりぶつかられても、
みんなが体調崩してる中そこそこの体調を保てたこと、
丈夫な身体に感謝。
慣れるまで付き添ってくれたスラロームの友達に感謝。
右も左も分からない日本人に優しく接してくれた全選手に感謝。
どこの誰かわからない日本人を快く迎え入れてくれたオーガナイザーに感謝。
感謝。感謝です。
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プロフィール
HN:
金谷 徹
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1986/12/25
職業:
Pro Canoe Slalom Athlete
趣味:
マンガ
自己紹介:
ちゃうねん。
カヌーやなくてカヤックやねん。
別にどっちゃでもええけど。
レジャーちゃうで。
プロやねん。
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