EGO37-BIELA登場!!

遂に来た。

去年の世界選手権では実はフランスのファビアンがコースレコードを叩き出したということは記憶に新しい。

そのときに乗っていたボートは実はカプセルでも、EGO36でもなくEGO37。

地球に優しくするというエコブームとは逆行し、

350cmまで短くていいというルールを度外視した超規格外の370cm。

ファビアンの思考が具現化されたそれは正にエゴイストの名を冠し、

中世の芸術家たちの傑作の彫刻を思わせるそのフォルムから連想される直線のスピードは他を置き去りにする。

 そんなEGO37から遂にEGO37-BIELAが登場！

 5月26日に受け取れるはずが来週と言われ、

それがまたその次の週の水曜と言われ、

それが最後には明日には出来ると、

締め切りを守れない駄目な漫画家の言い訳のように先延ばしにされていた新しいボートが遂に手に入りました！

VAJDAさん、工場フル稼働。

同じEGO37でも今回はEGO37 L。

前のはMサイズ。

前のが別に小さいと感じてたわけではないんですが、

ブラチスラバで漕いでみると、多分大きいほうが簡単で楽かな～、

と思って今日漕いでみたらたら、あ～れまぁ。

あんまり違いを感じないんだけど、

確かにいいし、楽。

別にサボろうとしてるんじゃないんですけど、

ストレスが少ないといった感じです。

 

色は初めての白色。

スロバキア語で「BIELA」。

人が黒でボートが白でって・・・オセロやない!!

やかましいわ!!

スポンサー様、
時間の都合上まだ全てのステッカーは張れていませんが、
しっかり張らせて頂きます。


今後もボート、ヘルメット、パドル、ウェアー、
全てのスペースに広告主、スポンサー様を随時、大募集しております。
よろしくお願いします。

ワンピース

今日、半袖の白いワンピースの女の子...
ではなく、半袖の白いつなぎ、カヌー用品を手に入れました。

さてさて、ヨーロッパに渡って早くも10日以上経ちました。

疲労感は10日どころか、もう100日くらい経ったんじゃないかと思う程。

 

そうそう、100といえば今日の練習メニューは、

a.m. flat 10sec rest 10sec x50 x2(80%)

         technique 75min

p.m. technique 75min

瀞水ダッシュが合計で１００本だと・・・？
もうちょっとで煩悩の数じゃないか。

 

とまぁこんな感じで、水上練習も1セッションに瀞水とコースでの練習がミックスされたり、

水上練習の後にランニングやウエイトがあったり。

1日の練習量は日本にいたときよりもかなり多い。

コースではまだまともに漕げないから、瀞水やジムは要らないと思っていたんですが、

 

師曰く、「まだまだ足りない」

 

そう言われるとやらなきゃしょうがない。

 

「朝起きてから準備体操とか、練習後のクールダウンちゃんとしてる？」

「やってるよ？」

「足んねーよ、もっとプロらしくちゃんとしろ」

 

そう言われると、返す言葉がない。

 

心配していた練習内容も聞けばちゃんと答えてくれる。

と同時に、日本で自分の考えてたメニューの浅さ、知識の浅さも思い知らされ、

「そう言えばこの人は現役のとき普通にこういうことをやってたんだな、神と呼ばれる男と」

そう思うと、やっぱやんなきゃな、と思える。

 

そんなこんなで、夜10時になるとネットが切れ、

周りも静かになるブラチスラバでの1日は

今日もカヌーをしただけで幕を閉じていくのでした。

こっちに来てからカヌーしかしてない。

でもそれでもいいんだ！だってカヌーしに来たんだもんね！

でも、ブログくらいはもうちょっとマメに更新しよう...

体力測定

名前は聞くけど顔わからん。

その逆も然り。

芸能人ってフルネームを呼び捨てで呼ばれますよね。

宝生舞に蒼井優、宮崎あおいに・・・えー、加藤ローサとかも、イイって話です。

出国前日はJISSでの体力測定。

僕が測定している横で平泳ぎの世界チャンピオンの彼がトレーニングしてたんですけど、

そういえばJISSってそういうとこ。

どんなことやるのかも気になるし、どんな体してるのか、

どんなことを考えてるのかも気になる。

それ以前に名前が出てこないから、話し掛けれない！

で、何も言えねぇ。

多分その直前にランニングマシーンに限界まで走らされたせいで脳に酸素足りてなかったんでしょーね。
ガルシアみたいでしょ。

もう、超なんも言えねぇ。

名前が出てこない。

そして、せっかくのチャンスを逃してしまいました。

そう、彼は「北島康介」。

ここはあえて呼び捨てで。

人から呼び捨てで呼ばれるくらいにならなきゃ。
日本カヌー界で僕が初めて呼び捨てで呼んでたのは

異端児「加藤哲平」。

 最近僕も年を重ねるにつれ、

下の名前じゃなくて「金谷さん」って呼ばれることがある。

 それうちのおとんやないかっ！

 日本カヌー界の「金谷さん」＝「金谷義男さん」です。

 

測定のほうはその限界ランニングマシーンの他にもベンチプレスとか懸垂etc

そう、僕の狙いは懸垂。

ちょっと自信のあったから。

 結果は46回。

 卓也が50回。

そう。

あの「羽根田卓也」って日本での競技レベルがダントツ過ぎて、

せっかく試合に帰ってきても、練習相手や試合相手に困ることが多いと思う。

それはそのまま国内の試合のモチベーションに関わることで、

ここ2年のNHK杯の不調も当然のこと。

その原因の半分くらいはC-1,K-1ナシで他の選手なんじゃないかと思う。

だから、水上がダメなら陸上の、せめて懸垂くらいはタメ張ってあげんと可哀想だと、

抜いてあげようと思ってたんですが、

ダメでした。

ごめんね、卓也。

昨日からは舞台をヨーロッパに移し、

毎回の練習では卓也に勝つこと、日本人でトップの数字を出すこともひとつの目標にしてやっていきます！

MATSUOの世界

歯医者の本気を見た。

催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねぇぜ。

 

萩一番のロデラー・まつお歯科医院の松尾院長が本気を出したのか、

まだまだ余裕なのかはわかりませんが、

2週間で悪いとこ全部治してくれました！

 

無理言ってさーせん。

 

実名を公表したいくらい時間掛けて、結局治らなかった歯医者さんとは違い、

実にサクッと、ビャーっと治してくれました！

歯のお掃除をしてくれた歯科衛生士さんも多分すごいお上手。

前に通ってたとこは歯の治療より痛いんじゃないかってくらい

お掃除が痛かったんで、めちゃビビッてたんですが、

あれ？ってなもんで、大して痛みもなかったです！

麻酔も軽―く1回しただけ。

 

これで歯のことは心配せずにヨーロッパに渡れる！

先生ありがとうございました！

テレビ取材キター

今日、萩のケーブルテレビさんが取材に来てくれました。

編集が間に合えば、明日の午後５時からのニュースでちょろっと流してくれるそうで、

７月には山口国体のPR番組で、長めの尺で流してくれるそうです。

 

カメラが回っていても、トークがもう少し上手くなればな・・・
飲み屋だと大丈夫なのにな・・・

萩のケーブルテレビはやっぱりここじゃなきゃ観れないの？

 

とは言っても、今回取材に来てもらえたのは露出を増やすという意味でもとても大きなこと。

 

やっぱこの競技、露出が少ないのが痛いとこなんだよなー
女の子の肌の露出も少ないしね。お肌がね、痛むから。

広告張ってもそれを見せる機会がなかなかない。

目指せ全国放送!!

 

テレビに映らないからといって、水上でも陸上でもダサい格好してるのは良くないことだと思う。

僕は競技会場をジャージでうろちょろするのがすごい嫌い。

街で見かけた芸能人の私服がダサかったら嫌でしょ？

僕らは芸能人じゃないけど、この競技の中だと、僕らの漕いでる姿を見てくれる人がたくさんいる。

そういう人たちに

「同じウェアにしたよ！」

「同じボートの色にした！」

なんて言ってもらえるように気を使ってもいいと思うんです。

 

なんでカビの生えた救命胴衣で、捨ててもいいようなボロ舟で世界選手権に出るのか意味がわからない。

そんな人目指そうと思わないでしょ。

 

できれば私服にも気を使いたいもの。
コンセプトの正装は「革ジャン」です！