World cup 2013#1(終)

なんて悔しいんだ。
ワールドカップ第１戦 予選４７位で終えました。
２ペナなんで、当然の結果ですが、
手応えと裏腹な結果に悔しい。
手応えがあるならさっさとやってしまえばいい。
そう、後は掴むだけ。

それでまた思うのは、次の試合が早く来ないかな。
ワールドカップ第２戦も盛り上がってますね。
Live result & Streaming
人の試合を観てると、早く試合がしたいと思っちゃう。
僕は第２戦には参加せず、
第３戦の開催地スペインで準備しています。

今回の大きな収穫の一つは準備期間。
第１戦までも２週間弱の現地での準備期間を持てたので、
コースでの練習だけでなく、
時差ボケ、長旅の疲れからの回復、
おまけに友人とのゆったりとした食事など、
どれを取っても試合までバタバタせずにすみました。

今回の大きな反省はペナルティのコントロール。
これが出来れば大分よかったんですが、
タイムでもあと1.5秒くらい上げれると、
更にそこそこ勝負出来るなと感じました。

５月の遠征の収穫は確実に形になってきているので、
ペナルティを抑えることと、
残りの1.5秒、欲を言えば2,3秒をどう縮めるか、
継続していることを更に伸ばし、
突き詰めて次のワールドカップ第３戦に備えます。

セオはやっぱ天気がいいなー！

World cup 2013#1

待ちに待った運動会！
くらい待ちに待った試合！
ワールドカップ第１戦の始まり！
Live result

コースセットはカーディフらしいハードなコース。
選手もいっぱいいて盛り上がること間違いなっし！

風の谷、ここはウェールズ

欧州遠征第２弾
ワールドカップ始まりの場所ウェールズ・カーディフに来ています。

のどかで歓迎ムードだった天候も、
隙を見せるとイギリスらしさを見せつける強風に横なぶりの雨。
ワイパー効かない夜のハイウェイは追突事故にご注意。

そろそろ選手も増えて盛り上がってきてほしいところ。

言葉の壁

え～毎度、馬鹿馬鹿しいお笑いをひとつ。

コーヒーのお店にはサイズをS,M,Lじゃなくて、
shortだとかtallなんて呼ぶお店がありますやね。
するってーと、あっしはいつもtallサイズを頼むんでやんすね。
あっし、名前がトールってくらいなもんですから。

今日はそんなコーヒーのお店でのお話。

「できたら呼ぶから名前教えてー」

いつも渋々言ってみる。
「トール」

店員の反応はいつもこう。
「ダメだ、コイツ。英語わかってねー。」

たまに通じたと思ったらこう。


トニーに間違われるのはこれが初めてじゃない。
でもどう見てもトニーって顔じゃないから、
呼ばれるとめちゃ恥ずかしい。
これぞ異文化コミュニケーションやね。

Adiós Barcelona!!

二〇一三年第壱次欧州遠征

４週間に渡るヨーロッパ遠征も終わりを迎えようとしている。
６つのコースで漕ぎ、内３つは初めてのコース。

日本人一人で戦うんだ！
そう、俺は侍だ！侍ジャパン！

そんな風には思ってなかったけど、
今回は移動距離が大した事なかったんで、
これがもっと長期だったり、移動の多い遠征だとなかなか厳しいというか寂しいと思う。
もちろん今回の遠征だって、他の試合で戦う仲間の刺激があったり、
コースに行けば誰かいるし、
練習する相手、ご飯一緒に食べる人を探すのも悪くない。
日本人が一人ってのは一人なりに楽しいもんだと知りました。

昔、ドイツの選考会を観た事はあったけど、
当時のドイツより、今のフランスの方が層が厚くて見応えもあるし、
その分、悔しがる選手の数が一杯。
その中には元世界チャンピオンやオリンピックの金メダリスト、国際大会で上位常連の選手、
無名でもフランス国内の試合で彼らと肩を並べて戦う選手がいる。
これは卵が先か鶏が先かみたいな話になるけど、
その国々でのスポーツの地位やそれによる環境も相まって、
フランスではこうなったんだろうけど、
この国が強いのはこの選手たちによるものだと思う。
みんな本気。
でも悲壮感なんてない。
だってカヌー好きっすから。


今回、詰めて試合をして思った。
自分が競技者でよかった。
自分、カヌーで試合するの好きっすから。

フランス人コーチJean-Yves Cheutinの名言。
『スポーツはプレイするものだ。だからもっと遊びなさい。』
これは競技においてもそうなんだと思う。